2005年、「全力少年」をBank Bandと
スキマスイッチとap bank fesの記録は、最初の開催年である2005年から始まります。公式映像作品には、Bank Band with Great Artistsの一組として歌う「全力少年」が収められました。
翌2006年の公式ライブレポートは、ステージへ現れた大橋卓弥と常田真太郎を「2年連続出演」と紹介しています。この日は「ボクノート」と「ガラナ」に続き、Mr.Childrenの「シーソーゲーム」をBank Bandと演奏しました。自分たちの曲だけを披露する出演ではなく、ハウスバンドとの組み合わせから、その年だけの演奏が生まれていました。
出演予定だった2007年
2007年にもスキマスイッチは7月15日の出演者として発表されていました。しかし、台風4号の影響で7月13日から15日までが中止となり、フェスが実際に開催されたのは16日だけです。
したがって、2007年をスキマスイッチの出演実績には数えません。名前がタイムテーブルにあったことと、ステージで演奏したことを分けて記録します。
2008年、二人の間に置かれた「from」
2008年の出演者名は、スキマスイッチではなく「大橋卓弥(fromスキマスイッチ)」でした。Bank Bandと歌ったのはMr.Childrenの「星になれたら」。この日のBank Bandには、ギターの小倉博和も参加しています。公式レポートには、会場に来ていた常田が途中から加わり、二人の演奏になったことも残されています。
グループ名で始まった出演の履歴に、一度だけ個人名の入口が生まれる。それでも演奏の途中で二人へ戻る。この日の記録は、大橋個人とスキマスイッチを同一視せず、それでも両者が地続きであることを示しています。
もう友達みたいに
スキマスイッチは2010年に二人の名義で戻り、2011年にも出演しました。2011年の公式レポートで、桜井和寿は二人が何度もこのステージに登場していると振り返り、関係を「もう友達みたい」と表現しています。
この日は「センチメンタル ホームタウン」「さいごのひ」、Mr.Childrenの「and I close to you」を演奏。最後には桜井の提案から「全力少年」もワンコーラス披露されました。2005年の入口になった曲が、重ねた共演の先でもう一度鳴っています。
つま恋から、みちのくへ
2012年のap bank fesは、つま恋、淡路島、みちのくの3会場で開かれました。スキマスイッチが出演したのは8月18日のみちのく会場です。
2005年と2006年に二人で出演し、2007年は公演中止、2008年は大橋個人の名義から二人の演奏へ、2010年から2012年は再びスキマスイッチとして参加する。Bank Bandとのつながりは、単に「共演した」という一本の線ではなく、開催年、出演名義、実際に演奏できたかを分けることで見えてきます。