1978年、三人で始まったYMO

坂本龍一と高橋幸宏を結ぶ中心には、細野晴臣を含む三人で結成したYellow Magic Orchestraがあります。公式略歴では、YMOは1978年に結成され、同年アルバムデビューしたと記録されています。

坂本は鍵盤、高橋はドラムと歌を軸に、それぞれ別の音楽歴を持って同じグループへ入りました。二人の関係は、誰かが誰かへ一曲を提供したという一方向のものではなく、同じ名義で作品を作るメンバーとして始まります。

アルバムに並ぶ二人

デビューアルバム『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』には、坂本龍一と高橋幸宏が同じバンドのメンバーとして参加しています。そこにはリーダーの細野晴臣もいます。

三人の役割や作曲クレジットは曲ごとに異なりますが、まず重要なのは、同じ作品をYMOとして世に出したという事実です。人物同士を直接線で結ぶより、グループと作品を間に置くことで共同活動の根拠が見えます。

散開後にも続いた名前

YMOは1983年に「散開」し、1993年に「再生」。さらに2000年代には再び三人で活動しました。高橋の公式略歴には、細野とのSKETCH SHOW、そこへ坂本が加わったHASYMOやYMOでの活動も記されています。

GEISHA GIRLSでダウンタウンと交わった坂本龍一をこの道から辿ると、高橋幸宏へ戻り、既存の高野寛やpupaの記事へ接続します。奥田民生から始まった新しい枝が、すでにある高橋幸宏側へ合流します。